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ひとり暮らしの大敵Gシリーズ②

ゴキブリを寄せつけないために心がけておきたいポイント

ゴキブリを寄せつけないためには、「部屋を清潔に保つ」と「外部からの侵入防止」の2つの要素を意識することが大切です。ここでは、具体的な注意点を見ていきましょう。

①清潔な室内環境を保つ
ゴキブリを寄せつけないためには、部屋の掃除をこまめに行い清潔な環境を保つのが基本です。
流しなどの生ごみや食べ残しはこまめに処理し、放置しないように心がけましょう。
 さらに、意外に見落としてしまいやすいのが、ホコリや髪の毛です。ゴキブリにとってはこれらもエサになってしまうため水回りだけでなく居住スペースや廊下などもしっかりと掃除しましょう。
 また、ダンボールもエサや卵を産みつけられたりします。なるべくため込まないようにしておきましょう。

②外部からの侵入を防ぐ
主な侵入ルート
* 玄関ドアの上下の隙間
* 網戸の隙間
* 排水口
* 換気扇
* エアコンの通風孔
玄関ドアや網戸に隙間がある場合は、小さなスペースでもゴキブリは入り込みます。
隙間を見つけたときには、ガムテープや市販の隙間用テープ、パテなどを使ってふさぎ、排水口や換気扇のように完全に閉じることができない箇所は、フィルターやネットを張ったり、定期的に殺虫剤を散布しましょう。

③ゴキブリの苦手な観葉植物
観葉植物には肥料や水分があることから、ゴキブリの隠れ家になってしまうリスクがあります。
一方でゴキブリが苦手とするタイプの植物もあるので、そういった植物を選んで室内で育てるのも1つの方法です。
（ ミントやハッカ類、レモングラス、セロリなど ）

④部屋探しのタイミングで住みやすい物件を
ゴキブリが苦手な人は、部屋探しのタイミングで、あらかじめ害虫が出にくい物件を選ぶことが大切です。
害虫を避けるために押さえておきたい物件探しのコツを見ていきましょう。

* 高層階の部屋を選ぶ
一般的に、高層階は1階と比べて虫が出にくいとされています。
特にゴキブリは運動能力にたけている一方で、あまり高くまで飛行することはできません。
ただし、壁をはってのぼったり、エレベーターなどで移動したりすることもあるため、一概に「〇階以上なら確実に出ない」とは言い切れませんが、階数が高ければ遭遇する確率は格段に低くなります。

* 築年数と管理状況を確認する
築年数が浅い物件は住宅の高気密化が行われており、ゴキブリが侵入するような隙間が少ない傾向があります。
反対に、築年数が経過している物件は築浅物件よりも隙間が多く、建具や設備なども劣化している可能性が高いといえます。
しかしリフォームやリノベーションによって、きちんと修繕が行われていれば、築年数が経過していても問題ない場合もあります。配管の交換がきちんと行われているか、共用部分の掃除や管理が行き届いているかによっても事情は異なるので、内見のタイミングできちんと確認しましょう。

* 立地条件を見極める
1階が飲食店やコンビニエンスストアになっている場合、廃棄された食べ物などがゴキブリを寄せつけてしまう原因になります。
「近隣にゴミ屋敷や空き家がある」「両隣や上下階で空き部屋がある」といった場合も、ゴキブリが繁殖してしまいやすい状況に該当します。部屋を借りる際は、こうした立地条件にも目を向けることが大切です。

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